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「プレジデ○ト」ってアホか!?

49歳契約、建設会社勤務。年収550万円の実情

プレジデント 9月2日(火)8時45分配信
 
 就職難で“正社員メンバーシップ”に入れてもらえず、キャリアアップの望み薄な低賃金のポジションに甘んじ続ける若年層――世間の抱く非正規社員像はそんなところだが、ここにいつしか40代男性を散見するようになった。日本の“失われた時代”の長さの証拠だが、企業に必要な人材か否か以前に、そのコストの調整弁扱いされる彼らは、人生の折り返し点を過ぎた今、何を思うのか。

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◎女性を口説くなら、「保険かけるから一緒にならへん?  20年以内に死ぬで」
都内繁華街近くの自宅マンションで撮影。「近くにギャンブル場がない。あれば絶対行ってる」あるとき、社内で見た某工事契約額の内訳によれば、高田氏の取り分は約2000万円となっていたというから、搾取ぶりも半端ではない。「もう、腹立つの超えてるわ(笑)」たまに大阪の兄夫婦のもとへ。性欲は残ってなくもないが、風俗関係は大阪でまとめて処理する、という。
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 「土・日を問わず、夜はほぼ毎日飲み。男一人、この年になってもすることないでしょ。飲んでなきゃやってられない」――大手建設の下請けの契約社員高田信吾氏(仮名、49歳)は苦笑する。

 「正社員はあきらめてます。10歳年下の正社員に年収で負けてる。夢はありません。一人のまま死ぬんだな」との呟きは冗談に聞こえない。

 契約は1年更新。建前上は設計図の管理などが主業務だが、実際は何かと現場へ駆り出されての肉体労働である。

 「プロパーの人間が仕事しない分、契約がこき使われる。奴隷みたいなもん。仕事は結局下へ下へ下へ、投げて投げて投げて、だから。現場では最年長だけど、親会社の年下の社員から指示を受けます。彼らは敬語なんか使いませんね。古いし、荒っぽい業界なので」

 独身で年俸約550万円。諸々引いた月々約20万円が小遣いといえば小遣い、食費といえば食費。

 朝はコンビニのパンか、牛丼チェーンなどの200~300円の格安モーニング。昼は事務所で取る仕出し弁当が450円。「ちょっと高いわ」。幸か不幸か、根城の賃貸ワンルームが都内繁華街から徒歩圏にある。「飲みは3000円程度に何とか抑えます。最近いい立ち飲み屋を見つけたんで、今はもっぱらそこ。飲んで、気絶して、寝る、みたいな」。1日の食費は5000円以内が目標だ。「いいバイトを探してるんですが、なかなかなくて」。
 
 
 生まれ・育ちは大阪だという。バブル期には従業員160人の商品卸会社の正社員だったが、1995年1月の阪神・淡路大震災の際、事務所と倉庫が焼けたことでいきなりクビに。

 「急に呼び出されて、机の目の前に100万円入った帯封を1つ、2つ、3つ置いて『じゃ、さよなら』って」

 もっとも、復興工事で人は足りない。当時30歳の高田氏はそのまま電気工事会社の正社員に。復興工事で切った電柱や電線をトラックで運んでいたが、「いいからやれ」と言われて基礎知識ゼロから図面や積算の仕事を始めた。

 「大学は文系だったから、何もわからない。上司や先輩に後ろから頭をはたかれながら、でも何とかなっちゃう」

 十数年働いたが、怪しい商売に手を出したオーナー社長に逆らい「ソッコーでクビ」。ただ、この期間に取った施工管理の現場責任者の資格が生き、次はすぐ決まった。が、現場と呼吸が合わずに揉めているうちに、現在の仕事の話が流れてきた。ほぼ無一文で東京見物がてら面接に行き採用された。

 「前の2社とも年収は500万には微妙に届かなかった。今は社会保険はつけてもらってるけど、『給料は絶対上げへん』って言われてます。正社員とやることは一緒。逆にこちらのほうがあちこち行く仕事が余分にあります。東京五輪もただ大変やなってだけ。トシ取るのに、鉄砲玉にされる機会がもっと増える(苦笑)」

 両親はすでに亡く、あと10年で還暦。今の収入が得られるのもそこまでだ。以降の5年間はバイト扱いで、給料はガタッと下がる。貯金がやっと100万円。バブル期に加入し63歳から10年間、年60万円ずつ出る個人年金が退職金代わりだ。

 「結婚どころじゃない。今の生活が精一杯。共働きで何とかギリギリでしょう。子どもの面倒なんてとてもとても。もし女性を口説くなら、『生命保険かけるから一緒にならへん?  20年以内に死ぬで』ですかね(笑)」
 
 
 
何が言いたいのかわからん
メシにいくら金かけてんだ!?
そもそも年収550万って高給取りじゃねーか!?