その⑥
原因のエンジンマウント。
下面(3つの穴)がエンジン側、上面(2つの穴)がフレーム側。フレーム側の穴の位置が違っています。実際には厚みの違いもあり、フレームの穴とマウントの穴が全然合わない。
そもそも、純正でもなかなか穴が合わないから、こじって少々強引に入れたりしますが、このデ〇タで売っているマウントは、穴が出てこないから、こじりようにもこじれない。左右どちらかだけとか、左右のそれぞれ前側だけとか、4か所のうち2か所だけならボルトが入りますが、4か所全部は…3時間悪戦苦闘しましたが無理と判断しました。もし仮に、どうにかして4か所全部ボルトを通せたとしたら、たぶんその時は、はがれにくいのが謳い文句のこのゴムがはがれていると思います。いや、この作業そのものは何度かやっていますけど、ちょっと無理です。
仕方がないので、また降ろしました。
降ろしてから、すぐにマウントを見比べてみたら、最初の画像だったというわけです。
この日は、ここで作業終わり。
翌日、デ〇タに電話してみました。どうなるかわからないけど、こんなに穴の位置が違うんじゃちょっとね、と思って一応電話を。
電話がつながって、大体のことを説明したら、「ちょっとお待ちください」と別の人に。それで、また同じように大体のことを説明したら、また「ちょっとお待ちください」と。しばらく待たされて、またまた別の人に変わったようだったので、また穴の位置が、と言うと、その人まず「ああ、それ、位置は一緒なんですよね~」と。
その時、もう決めました。絶対引かないと。仮に自分が間違っていたとしても、引かないと決めました。
だいたい、この人、クレーム対応として一番やっちゃいけないことやってますよね。
結局、デ〇タはこのマウントしか取扱っていないから、「他で仕入れて代替品を送りますので1、2日待ってください。」となりました。これ、21日の話です。その後、今日27日まで待って、再度デ〇タに電話してみました。「あ~すみません、今日発送なんです」と。1、2日、いや1日はあんまりとしても、2、3日待てば届くだろうと思っていたワタクシが間違っていましたね。そして、この間たいした作業ができずに、ホントなら21日にエンジンを載せて翌日から補機類を取り付けて、そのあと足をやって、エア抜きはいつやって・・・と、細かく作業計画を立てていたのですが、全部狂ってしまいました。
実は、8月2日の、7か月ぶりの〇尾台に行くつもりだったので、それを目標にして春から作業していたのですが、それもかなり微妙になってきました。8月を逃すと、来月は有休が取れれば行けますが、取れない場合もあるし、その次に〇尾台の日と自分の休みが合うのは12月。以前のように、毎土日が休みではないし、しかも連休がゼロ。8月2日までの間で休みは今日が最後。どうにかして間に合わせたかったので、新旧混合でマウントを取り付けることにしました。後々のことを考えて、作業がしにくいクラッチ側に新品を、作業的にはマシなラジエータ側に古いマウントを使うことにしました。外した古いマウントは、一つはゴムが半分以上剥がれていましいたが、もう一つは剥がれはほんの少しだけ。取り敢えずこれを使っていて、代替品が届いたら時間のある時に、エンジンが載った状態でラジエータ側だけ替えればいいかと…。
今日は午前中別の用事があり、デ〇タに電話をしたのがお昼前。
昼飯食ってから、頑張りました。
マウントは、新旧混合だと少しこじってフレームに合いました。今までの作業でもこんな感じ。
エンジンルームで残っているのは、ラジエータとASB、下の振れ止め、キャブ、タコ足…くらい?下側は、マフラー、シフトロッド。そんな感じでしょうか。あと、足回りが残っています。ドライブシャフトをバラしているし、ハブベアリングの洗浄、グリス詰め替え、シール交換、ロワアームブッシュ交換、テンションロッドブッシュ交換、ブレーキエア抜き、クラッチエア抜き、そしてハブナットの締め付け(←嫁にブレーキ踏んでもらわないとできない)。まだまだ結構残ってます。間に合うかな…
その⑦につづく