「オーバーホール」とタイトルをつけていますが、恥ずかしながら今回はOH は失敗に終わりました。私の技術ではあの新品のゴムを組むことができません。たいだいアッセンで交換していればよかったものを、カネをケチってリペアキットを選択してしまったがために…とか今さら後悔しても遅いですね。次回サーボがご臨終したら、その時は新品もしくは中古良品と交換することにします。
ところで、中古といえば今回バラしてしまったヤツの他に、もう一個、この間「外して持って行っていいよ」と頂いたものがあります。
これを使わない手はありません。
かなり腐食はしていますが、「たぶん、使えると思うよ」とおっしゃっていた通り、取り付けて動作確認してみたらちゃんとサーボが効くし、ペダルの動きもスムーズです。
もちろん、負圧のホース関係は正常なのでエンジンの調子も普通です。
ブラケットも、今まで使っていたヤツのような歪みがないのでこちらを使うことにしましたが、ING車用だったので要らない部分を落としました。
ある程度サビ取りしましたが、ここから先はケミカルに頼って処理しました。
ボディ同色のガンメタがなくなったので、黒+軽くシルバーで塗装して完成です。
例によって帰宅後チマチマと作業して、ようやく取付けるところまで来ました。
しかし、スタッドの問題は解決していません。翌日は休みなので久しぶりに少し走りたくて、少し細工をすることにしました。
残った一本のスタッドに負荷がかかりすぎるのもよくないので、ステーをかまして隣のクラッチマスターのところに共締めして力を逃がそうと。
塗ったばかりのブラケットですが、ステー用の穴を開けます。
大急ぎで作ったステーは、ブラケットがクネクネしてるので固定する場所が難しく、思ったより穴がずれてしまいました(汗)
強度が足りなくなりますが、あくまでもボルトをどうにかするまでの間の「とりあえず」ですので(汗)。それと、帰宅後の夜間にゴソゴソやってるので、グラインダーの騒音はNGです。ノコとやすりでシコシコと…時間がかかりました。
こんな感じですかね。(仮付け)
ただ、クラッチマスター側もフルード漏れで腐食しているので、十分気を付けて締めました。
あと気になるのは、バラしていない内側にサビがたまっていることですが、どうしようもないので見なかったことにします。プッシュロッドは手が入ったので交換しました。
車載してようやく走れるようになりました。
スタッドをどうにかしたら、次はギアの問題が残っています。症状はクラッチ交換の後からひどくなったので、当初はディスクとカバーの相性かな?と思いましたが、1速のシンクロが傷んでいるのは間違いありません。当面はオイル添加剤で誤魔化せるか試してみて、ダメなようならまたエンジン降ろします。ただし、次は部品代だけでも相当な額になるので借金可能な場合に限り、ですが…
マスターバックのオーバーホール…ではなく交換 完です