約一年半前 の作業の続編です。
あの時は、ロッカーカバーからもブローバイを取り出すようにして、さらに逆止弁を入れたのですが、ガスの出が少し弱くなったので、一旦、弁を諦めたところまででした。
弁を入れてガスが弱くなる分、もっとたくさん取り出せばいいんじゃないか?…ということで、今回はクランクケースからもブローバイを抜きます。
クランクケースからブローバイを抜くための専用アタッチメントは、ヤ〇オクに出品されています。(写真お借りしています)
ですが、これは高すぎて手が出ないので作ります。
作業は先週、キャブ、タコ足を外しているときにやりました。
材料は、取り出す部分にもともと付いているフタ(機械式燃料ポンプの代わりのフタ)と水道の蛇口。
フタはエンジンブロックから取り外して、蛇口を取り付けるための穴を開けています。蛇口は使い古しの余ったヤツを。
これをくっつけるのですが、溶接はまだ初心者なのでハンダ付けしました。
売り物とは見た目がちょっと違いますが、機能的にはこれで問題ないんじゃないかと思います。
ブロックに取り付けてみました。(上から覗き込んだ図)
いい感じにできたと思います。
ところで、タコ足の作業をやってる途中で、少し前に買ったガレージジャッキが届きました。レビューで酷評されているあの?3tジャッキ。もちろん中華製です。
ミニは軽いので 3tじゃなくても十分なんですけど、リフト量を稼ぎたかったのでこれにしました。
長年、このフロアジャッキ2台とウマ2個でやってきたので、下に潜る作業の時はたいへんでしたが、ワタクシもようやくガレージジャッキのオーナーになれました。
使ってみた感想は、レビューにあるような「最初から壊れていた」とか、「2回目で使えなかった」とかは、なさそうな感じです。まだ2回しか使っていませんが。ただ、荷重がかかるとハンドルは結構重いです。その他は、「ボルトが緩んでいた」とか、「オイルが漏れていた」、「梱包の箱が破れていた」とかは全くなし。心配される故障は、おそらくピストンのところのシールがダメになるパターンでしょうから、その時は国産のシールを使って修理ですね。
さて、ブローバイはこれでたくさん排出されるようになってので、あの時の逆止弁をいってみます。
ホースにぴったり収まるものを探して買ったので、バッチリですね。
それと、もう一種類。YOU TUBEでよく見るこれも使います。
弁のところだけを、今回取り付けたクランクからのホースの先っちょに挿しました。
ホースは、フレームの隙間から下側へ向けました。
いい感じで収まったんじゃないでしょうか。
あとは、走ってからのお楽しみ・・・③へつづく。