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MINI のことや、MINI 以外のこと

クラッチが… 2

注文していた部品が届きました。

 

今回も英国 mini spares から直接購入です。

 

クラッチ3点セットとフライホイールボス。

 

クラッチキットは昨年よりも10ポンドくらい値上がりしていました。

円安ポンド高は相変わらずですが、値上がりしていても送料がかかっても国内で買うよりは全然安いです。

 

以前から比べると質が落ちたといわれているミニ用のクラッチ関係部品ですが、このBORG&BECK製は一番まともだそうです。

が、使用して1年程でダイヤフラム回りのリング部分が折れた個体もあったと聞いて、ちょっと心配になります…

 

センターボスは新品なので今はきれいですが、クランクシャフトがカジってただれたようになっているのでいずれ同様の傷ができると思います。

 

今回のトラブルの原因となったボルトは、あらかじめネジロック剤が塗ってあります。が、緩んだという事はやはり締め付けトルクが足らなかったのか…

 

クラッチカバーとセンターボスの組付けは、万力がないとなかなか締めづらいです。

前回はトルクレンチで確認した記憶はあるのですがそれでも緩んでしまったので、今回はロックタイトの高強度バージョンを塗って、更にインパクトで規定トルクを無視して締めました。

 

クラッチカバーをフライホイールに組もうとしたら、位置合わせ?のピンが1本埋まり気味になっているのに気が付きました。

が、引っぱり出せなかったので今回はこのままいきます。どのみちボルトで位置が決まるので大丈夫じゃないかと思います。(間違っているかも?)

それよりもフライホイールの傷が気になります。ホントは研磨に出したいですが…

 

ピントが手前にあってしまい分かりにくいですが、取り付けました。

 

サービスホールから。

 

フライホイールの回り止めに専用治具が市販されているのですが、そこそこ高価なので今まではソケットを差し込んで回り止めとしていました。

今回はセルモーターがあるのでソケットが差し込めず、リングギアの歯にマイナスドライバーを差し込んで作業しましたが、ドライバーがなかなか固定できずに何度も落ちてかなりの時間がかかってしまい、この日は作業完了できず。

次回作業があれば、その時は治具を自作してみようと思います。

 

またピントがずれていますが、後日、周りの補器類もすべて取り付け終わりました。

 

作業の途中ASBのロッドを緩めたくて手間の邪魔になっているヒータホースを外していたので、LLCを補充してエア抜きをしようとエンジンをかけようとしたのですが、

バッテリーが上がっていました。

 

充電器も使えないくらいに完全に上がってしまっていたので、実家の軽からジャンプ。

 

30分程してようやくエンジンかかりました。

 

車庫の中で前進後退してみたあと、大丈夫そうだったので近場のダムまで走って点検。

あの時の異音が耳にこびりついていて、ビビッて6000回転までしか回せませんでした。

でも、一応作業完了です。