大方の作業が終わり、あとはハブナットを締めるだけとなりましたが、ハブナットの度にいちいち嫁にブレーキを踏んでもらうのはメンドクサイし、だいいち嫁がいない時は作業ができません。実際、この日(8月20日)、ワタクシは休みだったのですが、嫁は仕事に出かけてしまいました。
そこでコレ。へインズに載っていたので、それらしきヤツを作ります。
数日前に手に入れた廃材、これを利用して穴を広げて…
こんな感じにしてみました。へインズとはちょっと違いますが、十分使えるでしょう。
ついでにもう一つ治具、ハブナット締め付け用のワッシャーを作ります。
ハブナットの下には割カラーが入っているのですが、カラーを入れてそのままナットを締めると、カラーがドライブシャフトを締めつけてしまい、ハブが所定の位置までいかない…みたいなことがへインズには書かれています。
割カラーを入れる前に、一旦特殊ワッシャーをはめてナットを規定トルクで締め、その後ナットを緩めてカラーを入れもう一度ナットを締め直す、をやらなきゃいけないそうで、今までやったことはありませんが今回はちゃんとやってみようかなと、余った部材で作りました。
ただ厚みは2.5㎜しかありません。2枚作って重ねるか…でも、手持ちの工具でこれ作るの結構大変だしメンドクサイし、どうせ重ねても5㎜だし、いいや1枚で…
その結果、こんな風になりました。6.5㎜の理由がわかりました…
仕方ないので、厚みは足りませんが2枚作って重ねました。でも、結局2枚とも曲がりましたけどね(汗)
と、まあいろいろありながらも、左右とも締め終わりました。
そして、ホイールをはめて前日に充電していたバッテリーをつなぎ、いよいよ半年ぶりにエンジン始動。タコ足のパテの煙(蒸気?)が出なくなるまで暖気して車庫から出してみました。
ふと下を見るとさっそくオイルのシミが。
もう勘弁してよ~、と言いながら場所をたどっていくと、デリバリーパイプのバンジョーボルトから漏れていました。ここは規定トルクで締めているのですが、銅ワッシャーを再使用しているのでそれが原因でしょう。ワッシャーの新品はないのでちょっとだけ増し締めしました。
このあとボンネットをつけて、ホコリまみれになっていたボディを洗車。LLCとサビで汚れた足元もちゃーんと水洗いしましたよ。
久しぶりにお外で見る愛車はいいですね。これでようやく走れるようになりました。完
今回のゴミ(の一部)