「ロッカーカバーからも抜いた方がいいよ」って、ずいぶん昔に誰かに言われてたんですが、せっかくクランクシャフトのシールも替えたし、これを機会にオイル漏れとサヨナラするべく(というか、既にいろんなところからオイルが滲んでいるので、これ以上ひどくならないように)、ついに増設することにしました。
ロッカーカバーには、穴はここに開けろ、と言っているかのような場所があります。
取り出しのパイプ。
結構いいお値段でしたが、実物は「これ、プラスチック!?」と言いたくなるような、実にチープな感じがします。…いや、ホントにプラスチックかな?
ネジの部分の径と、ここ掘れワンワンの径が微妙です…。
パイプの径の方が小さくあって欲しいですが、測ってみるとほぼ一緒。穴の土手?がなくなるのがなんとなくイヤというか…、Oリングがあるから漏れないんでしょうけど、なんとなく不安。
内側で並べてみましたが、カバー本体の壁の厚みを計算に入れるとセンターをずらさないといけなくて、どのみち土手?はなくなりそうです…
カバーはアルミなので、穴はサクッと開きました。
土手?の写真を撮り忘れましたが、土手は半周くらいしか残りませんでした。
内壁にもギリで攻めたんですけど残念です。
オイル漏れしていたパッキンも交換です。
手持ちは、国産高級品(白っぽい方)と安い英国品(黒っぽい方)の二つ。前回はこの高級品よりもさらにお値段の張る超高級品でしたが、なぜか即漏れしてしまいショックだったので、今回は安い混ぜ物コルクにしました。
ヘッドに被せてホースを繋いでみました。
下のホース(タイミングチェーンカバーからのホース)に T型の継手でジョイントする予定でしたが、継手が近所のホムセンに置いていなかったので、とりあえずそのままホースを下まで伸ばしました。
ホースが3本も出ていてちょっと気持ち悪いので、早めに別の店で継手を捜索します。
実は、今回このパイプを取り付けることによって、ロッカーカバーキャップの穴からのガスが出なくなることを期待していましたが(キャップを別のものに変更したかったので)、エンジンをかけてチェックしてみると残念ながらどちらからも勢いよくで出ていました…
おしまい